Narcissuについて
”Narcissu” の紹介
- ストーリー
主人公はごく普通の大学生であったが、不治の病に侵され病院のホスピス(末期ケア病棟)に入ることになる。通称「7階」と呼ばれるその場所で、主人公は何もかもに冷めてしまったような少女、セツミと出会う。以前からホスピスで過ごしていた彼女は、そこに入った人は自宅か「7階」か、どちらかで死ぬ運命しか与えられていないと言う。
ある冬の日、主人公とセツミは行く当てもなく7階を抜け出し、銀のクーペを走らせる。車が一号線との交差点に差し掛かったとき、それまで口数の少なかったセツミが突然曲がれと指示した。一号線は、セツミが地図を眺め幾度も想い描いていた、憧れの場所へつながる道だった。
2人の長くて短い旅が始まった。一号線を西へ、一面にナルキッソスの咲くという淡路島を目指して、死に場所を求めて…
といった、人間が目を背け続けているが、何れかたどり着く"死"といった結末への物語。所謂「死生観ゲー」といったところ
ゲーム自体のプレイ時間はそんなに長くなく、気軽に読める。ただ話は終始明るいとは言えないものであるため、シリアスな物語が苦手な人にはオススメできない。
- 世界観
殆ど人物画はほとんど無く、背景画が続くが、自分はそっちの方がどういう場面なのかを想像する事ができるから好きだ。立ち絵が無いのは賛否両論別れそうだけど…
背景画については、凄く綺麗に描かれていて文章にもBGMにも合っていると思う。本当にフリーゲームとは思えないクオリティ。
- キャラクター
基本的に主人公とヒロインのみ、あとはモブ的な存在(1stでは)
とことん謎に包まれたヒロインで性格も冷めた感じですが、たまに見せる人間らしさが良いですね。ストーリーを始めるときにボイスのオンオフが選べるので、それはお好みに合わせてどうぞ…
- リンク
steamでタダで購入できます。興味が有る方や気になった方、時間があったらプレイしてはいかがでしょうか?サウンドトラックも販売しています。(有料)